ABURAYAMA FUKUOKAの「ダイナソーアドベンチャーツアー」に家族で行ってきました。最初に結論を書くと、これは誰にでもおすすめしやすい体験ではありません。公式でもベビーカー不可と案内されており、実際に歩いてみても足元への注意がずっと必要でした。ただその一方で、動く大きな恐竜の迫力はしっかりあり、恐竜が本当に好きな子にとっては「行く意味がある」と感じる内容でもありました。
最初に結論
この体験をひとことで言うなら、「人を選ぶけれど、刺さる子には強く刺さる」です。公式にベビーカー不可、ハイヒール・サンダル不可と案内されているとおり、気軽に回れるコースではありません。斜面のコースですれ違いもしづらく、親の体力負担は大きめです。それでも、恐竜の迫力そのものはきちんとあって、恐竜好きの子には魅力が伝わる内容でした。
これだけを目的にして行くと少し短く感じるかもしれませんが、ABURAYAMA FUKUOKA全体で遊ぶ前提なら満足しやすいと思います。牧場、公園、四時農場のピザ作り体験、アイス、フォレストアドベンチャーなどもあるので、他の遊びと組み合わせる前提で考えると相性がいい施設です。
行く前に知っておきたいこと
ABURAYAMA FUKUOKAの公式案内では、2026年5月23日スタートの新体験として、約250メートルのコースに約30体の恐竜が並び、実物大の恐竜模型、AR恐竜探検アプリ、化石発掘体験、グッズコーナーが用意されているとされています。料金は大恐竜パーク体験が1,000円、化石発掘体験も1,000円、セット券は1,900円です。注意事項としては、ベビーカー不可、ハイヒール・サンダルでの入場不可があり、施設全体の案内では虫対策として長袖長ズボン推奨も出ていました。
受付の流れと待ち時間
ダイナソーアドベンチャーツアーは、いきなり入口へ行くのではなく、まずABURAYAMA FUKUOKAのメイン建物側にある小屋のような受付で手続きする必要があります。受付をするとリストバンドをもらえるので、それを付けてからダイナソーアドベンチャーツアーの入口へ向かう流れです。
初日に行ったときは、10時半ごろの時点で受付に30組くらい並んでいるように見えて、かなり人が多い印象でした。わが家は先に四時農場のピザ作り体験へ行ったので、ダイナソーアドベンチャーツアーの受付に並び始めたのは13時半ごろでした。その時間でも少し列はありましたが、待ち時間は10分から20分ほどで済んだと思います。
駐車場と移動のしやすさ
駐車場は立体駐車場と平面駐車場があり、どちらに停めても受付まで極端に遠い感じはありませんでした。ただ、平面駐車場だと階段側の入口が近く、ベビーカーで動く場合は少し遠回りになりやすそうです。
ダイナソーアドベンチャーツアー自体はベビーカー不可です。受付までの移動と、現地での回り方はセットで考えておいたほうがよさそうでした。
実際に回ってみた感想
ダイナソーアドベンチャーツアーの体験時間は、丁寧に回っても30分くらいでした。恐竜の迫力はしっかりありますし、恐竜好きの子なら反応しやすい内容です。ただ、これだけを目的にして行くと「思ったより短い」と感じる人もいそうです。
その一方で、ABURAYAMA FUKUOKA全体の中の1つの遊びとして考えると、ちょうどいい長さでもあります。午前中に別の体験をして、午後にダイナソーアドベンチャーツアーに寄って、そのあと公園で遊ぶ、といった組み方ならかなり過ごしやすいと思いました。
実際にきつかった点
実際に歩いてみると、きつさはかなりはっきりしていました。まず、コース自体が斜面で、場所によってはすれ違いもしづらいです。抱っこ紐でも安全面を考えると気軽には勧めにくい印象でしたし、妊婦や高齢者にも向いているとは言いにくいです。

もう1つ大きかったのが、ARアプリとの相性です。公式にはARコンテンツも用意されていますが、現地では足元に気を配る必要が強く、歩きスマホしながら楽しむ余裕はほとんどありませんでした。アプリがあること自体は魅力ですが、実地では「安全に使いこなせるか」は別問題だと感じます。
こんな家族には向きにくいです
この体験が向きにくいのは、ベビーカー移動が前提の家族、妊婦、高齢者、体力面に不安がある人です。ベビーカー不可は公式情報として明示されており、そのうえで実際に歩くと、足元の不安を軽く見ないほうがよいコースでした。

こんな家族なら楽しめます
逆に向いているのは、恐竜が本当に好きな子です。多少きつくても、動く恐竜や大きな恐竜を近くで見たい、迫力を優先したいという家族なら、行く価値はあります。万人向けではないぶん、条件が合う家族にとっては満足感が出やすいタイプだと思います。
また、恐竜と一緒に写真映えする写真が撮れればOKという方にも向いています。こどもを乗せて写真を撮れる恐竜がいたり、大きな恐竜の目の前で写真を撮れたり、卵の殻に入っているように見える場所があるなど、フォトスポットはたくさんあり、写真映えすることは間違いありません。ダイナソーアドベンチャーの施設内に入らなくても、受付小屋の前に恐竜型の滑り台や恐竜ベンチ、乗れる恐竜が設置してありました。
ダイナソーアドベンチャーツアー以外も合わせると満足しやすいです
ダイナソーアドベンチャーツアー単体だと30分ほどで終わるので、ABURAYAMA FUKUOKA全体で遊ぶ前提のほうが満足しやすいと思います。園内には牧場があり、乳しぼり体験、動物へのえさやり、乗馬体験、四時農場のピザ作り体験、公園、ソフトクリーム屋さん、フォレストアドベンチャーなどがありました。
乳しぼり体験や乗馬体験は4歳からで、インフォメーションでの受付が必要とのことでした。事前予約はできないようなので、やりたい体験がある日は早めに動いたほうがよさそうです。
わが家は四時農場のピザ作りのあとにダイナソーアドベンチャーツアーへ行き、そのあと公園でも遊びました。ダイナソーアドベンチャーツアーだけで終わらず、その前後でしっかり遊べるのがABURAYAMA FUKUOKAのよいところだと思います。
食事場所にはそこまで困りません
食事についても、レストランやスターバックスだけでなく、チーズスタンドでピザなども売っているようでした。自由に座れそうな場所も多く、持参したものを食べるのも問題なさそうな雰囲気でした。
長時間滞在するなら、「食事をどうするか」まで含めて考えておくと過ごしやすいと思います。ダイナソーアドベンチャーツアーだけを見てすぐ帰るより、半日から1日かけて遊ぶ前提のほうが、この施設のよさは出やすいです。
まとめ
ABURAYAMA FUKUOKAのダイナソーアドベンチャーツアーは、家族向け全般に幅広くおすすめできるタイプではありませんでした。公式にベビーカー不可とされているだけでなく、実際にも斜面や足元の不安があり、ARアプリも安全に楽しむには工夫が要りそうです。ただし、恐竜好きの子にとっては、動く大きな恐竜を見られる体験として魅力がはっきりしていました。向く家族と向かない家族が分かれやすい体験だと思います。
また、ダイナソーアドベンチャーツアー単体では短めでも、ABURAYAMA FUKUOKA全体で体験を組み合わせるとかなり充実します。恐竜好きの子がいて、他の遊びと一緒に1日楽しみたい家族なら、候補に入れてよい場所だと思いました。

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