どうも!
マーマレード大好き、マーマレードおばさん(自称ジャムおじさんの親戚)こと管理人2号です。
今回は、T-fal(ティファール)の電気圧力鍋、ラクラ・クッカープラス コンパクトを使ってパンを焼いてみたので、誰かのお役に立てればと思い記事を書くことにしました!
今回のパン作りについてのポイント☝
・筆者はパン作り生まれて初めての未経験者
・強力粉ではなく薄力粉を使用
・オーバーナイト発酵(冷蔵庫発酵)した生地を電気圧力鍋で焼成する
このような条件でもうまく焼けたので、詳細をご覧ください!
もちろん、使用される電気圧力鍋は、別のメーカーのものでも応用可能です。温度設定が130度で「焼く」機能がついているものであればOK。
プロの方が見たら怒られるような適当加減なので、真似される場合は自己責任で・・・
そんな適当でも上手く作れるのか?
電気圧力鍋 ラクラ・クッカー プラス コンパクトとは?
まずは電気圧力鍋の詳細について説明します。
T-falのラクラ・クッカー プラス コンパクトは、「1台16役」という様々な調理モードを搭載した、高機能な電気圧力鍋です。その中に、「発酵」「ベイク」モードがあり、パン作りにぴったりな電気圧力鍋ということなのです。
こちらの電気圧力鍋、基本的な角煮や煮物はもちろん、カレーや鍋をするときも大活躍!お肉は柔らかくホロホロに、野菜は中まで味シミシミで素材本来の旨味があふれ出すのです。我が家にはなくてはならない1台です。
ちなみにうちのラクラクッカーさんは2021年モデルの旧型ですが、充分な戦力を持っています。最新バージョンには「洗浄モード」というのがついているらしく、鍋やフタについたにおいや汚れをスチームの力で綺麗にしてくれるそう。これは便利!
う、羨ましい・・・
レシピ通りではないパン作り
ラクラクッカーに付属しているレシピブックに「ちぎりパン」が載っていますので、材料・発酵モードの時間・ベイクの時間など、その通りに作ればうまくいくと思います。今回は、初めてなのに早速レシピ通りにやらず(笑)
強力小麦粉がなかったので薄力小麦粉を使用。そして朝起きてできるだけ早く焼く工程に入りたかったので、夜寝ている間にパン生地を発酵させる「オーバーナイト発酵(冷蔵庫発酵)」という方法を行うことに。
初めてのパン作りでさっそく自己流すぎんか?
オーバーナイト発酵(冷蔵庫発酵)とは?
パン作りは、①準備(仕込み)②捏ね ③1次発酵 ④成形 ⑤2次発酵 ⑥焼成 が基本手順です。一気にやろうとすると、3時間くらいはかかると思います。発酵の時間は特に気をつけなければならず、室温で長く置いておくと、発酵が進みすぎてパン作りが失敗してしまいます。
そこで、朝焼き立てパンを食べたい場合は、夜に生地を仕込んで冷蔵庫に置いておき、寝ている間に低い温度でゆっくり生地を発酵させるという方法が失敗しらずの便利な方法となります。これが、「オーバーナイト発酵」です。
寝ている間にパン作りが進んでるなんて助かるね~!
今回は、1次発酵をオーバーナイト発酵で、2次発酵を電気圧力鍋で行いました!
強力小麦粉と薄力小麦粉の違い
パンのレシピを調べてみると、必ずと言っていいほど「強力小麦粉」が使用されています。私は、家に常備している薄力小麦粉で作れないか?と考えました。
今後作るかわからないのに、パン作りにしか使わない粉をわざわざ買うのもなあ
強力粉と薄力粉の違いを簡単に説明すると、「タンパク質量」の違いでした。強力粉の方がタンパクが多く含まれていて、タンパクが多いとパンをモッチリふわふわ美味しくしてくれる「グルテン」がたくさん作られるそうです。逆に硬い系のパンや焼き菓子には薄力粉が向いているということです。
他にも、薄力粉はダマができやすい、作る過程でベタベタする、イースト菌が作ってくれたガスが抜けやすいなど、パン作りに向かない様々な理由がありそうでした。
それでも私は薄力粉でパンを作るぞ!!!
電気圧力鍋でパンを焼いてみた!
では実際に作ってみましたので、ところどころ写真付きで方法を記載していきます。
ほぼラクラクッカーに付属しているレシピブックの「ちぎりパン」どおりですが、オーバーナイト発酵では長い時間発酵させることになるので発酵が進みすぎないようにドライイーストの量を半分にした方が良いとのこと。なので、半分量にしてます。
材料
薄力小麦粉(日清 クッキング フラワー®) | 150g |
砂糖(スプーン印の上白糖) | 15g |
塩(伯方の塩) | 1.5g |
ドライイースト(共立食品 ドライイースト) | 1.5g |
ぬるま湯/30℃程度(おうちの水道水) | 100ml |
バター/室温で柔らかくする(雪印北海道バター) | 16g |
ここでまた自己流を発揮したので補足です。
ぬるま湯は、100度に沸かしたお湯に水道水を混ぜて作りました!温度測ってません。「お風呂よりぬるいな、ヨシ!」です。バターは、室温で柔らかくする時間がなかったので、レンジ500Wで10秒温めました。これでいいんです。
イースト菌は30℃~40℃で活発に動いてくれるらしいので、ちゃんと温度は合わせるに越したことはないですよ!
手順
ほとんどラクラ・クッカー付属レシピ「ちぎりパン」の通りです!
- ボウルにバター以外の材料を入れて混ぜあわせる。
(しゃもじを使うと混ぜやすいです。意外とくっつかない) - 生地がまとまってきたらバターを加え、表面が滑らかになり、生地をのばしたら指が透けるくらいまでこねる。
(約5分こねこね。オーバーナイト発酵の時は軽く捏ねて生地がまとまったらOK) - 生地が乾燥しないよう、ボウルにしっかりラップをして30分ほど室温で放置。
(イースト菌がよく働いてくれるようにするため) - 30分後、最初よりも生地が膨らんでいたら冷蔵庫の野菜室に置く。
(1.5倍くらいの大きさ目安。膨らみすぎてたら生地を指で押してガス抜きをする。野菜室の温度が発酵に向いている温度のようです。) - 就寝。
(寝なくてもいいですが、8時間以上目安でじっくり発酵させる) - 冷蔵庫から取り出し、1次発酵のチェックをする。※生地が約2倍に膨らみ、小麦粉(分量外)をつけた指で、生地の真ん中を押し、穴がそのまま残れば1次発酵が完了。
(穴が戻るようなら、更にそのまま10分置く。) - 温度を室温に戻すため、30分ほど置いておく。
(生地が15℃になるといいそうですが、もちろん適当です。) - 生地を軽く押さえてガスを抜き、8等分に分けて丸めてバターを塗った鍋に並べ、ふたをしめる。
(パンの中に具材を入れたい場合、この時に入れる。私はチョコやレーズンを入れました。鍋にバターを塗るのは、焼けたあと取り出しやすくするため。私はマーガリンを塗りました。) - 「調理モード」→「発酵」→「40℃」→「30分」を選択し、調理スタート。
(もちろん、電気圧力鍋を使わず、室温に1時間程度置いて発酵してもOK) - ブザーが鳴ったらふたをあけ、2次発酵のチェックをする。※生地が約2倍の大きさになっているか確認。
(発酵していなければ、更にそのまま10分置く。) - 再度ふたをしめ、「調理モード」→「ベイク」→「130℃」→「35分」を選択し、調理スタート。
- ブザーが鳴ったらミトンなどを使用して鍋を取り出し、鍋の側面を滑らせる様にしてパンを取り出す。粗熱が取れたら、出来上がり!
なんかそれっぽいのができた!
実食
見た目は完璧。
外側はツヤツヤ。ちぎってみると、中はふんわり。
裏面の焼き色も完璧です。
味は少し甘さがあり、何もつけなくても食べられるおいしさです。
まったく文句のつけどころがない、おいしいパンが焼けました!
まとめ
いかがでしたか?初心者でも自己流でも、おいしいパンを焼くことができました。安定して作れるようになったら、別の種類のパンにも挑戦してみたいですね。
電気圧力鍋ラクラ・クッカーの新たな魅力を引き出すことができて嬉しいです。自分の料理レパートリーがまた1つ増えました!
この記事を読んで、自分にもできそうだ!と思ってもらえたら幸いです。ぜひ真似してみてください!
コメント