「赤ちゃんが乗っています」の吸盤タイプのステッカーがよく外れるんだよね…
自動車の後ろに貼ってある「赤ちゃんが乗っています」や「Baby in car」のステッカー。
交通事故の際に赤ちゃんの救助を意識してもらえるという役割もあるらしく、子供が生まれた際にステッカーを貼ろうと思った方も多いのではないでしょうか。
また、子供が座る座席のドアウィンドウにサンシェードを貼り付ける方も多いと思います。
今回は吸盤タイプのステッカーなどをガラスに貼る際のテクニックをご紹介します!
シリコングリスを塗ろう!
いきなり結論ですが、吸盤の接着面に薄くシリコングリスを塗りましょう。
こちらの商品は以前にバイク用に購入していました。
使い方は、指に1mmほど取って吸盤の接着面に塗り広げるだけです。
あとは吸盤をガラスに貼りつけ、余ったグリスを拭き取ります。
こちらの吸盤は約半年間くっついたままです。
また、吸盤で付けるタイプのサンシェードにも使用できます。
シリコングリスとは
シリコングリスは工業的に様々な役割がありますが、真空機器の真空を保つ用途にも用いられます。
大雑把に説明すると下の図のようになります。
デコボコではない滑らかな表面でも、目で見えないレベルではザラザラしています。
ガラスやゴムも平らなように見えますが、小さな凹凸により徐々に吸盤の気密が失われて吸盤が外れてしまいます。
この小さな凹凸を埋めるものがグリスです。
グリスとは油のようなもので、揮発しにくい(乾燥して飛んでいかない)、化学反応しにくい(固まったりベタベタしたり、ガラスや吸盤に跡を残さない)という特徴が求められます。
そのグリスの一種であるシリコングリスは安価で広く使われるもので、ホームセンターなどでも入手可能です。
シリコンは化学的に安定で、高温や紫外線に晒される車内でも使用できます。
注意事項
車のリアガラスにシリコングリスを使う方法は、我が家で春夏の半年間使用して今のところ問題は起きておりません。
また電熱線の上に貼り付けていますが、冬に曇り止めヒーターをONにした際には吸盤ごと加熱されてしまいます。その際の影響はまだ分かりません。
ディーラーの点検では何も言われませんでしたが自動車メーカーや吸盤ステッカーのメーカーもあまり想定していない方法だと思いますので、ご使用は自己責任でお願いします。
シリコングリスの使用によってリアガラスと吸盤に何か影響が出るかどうかは引き続き検証していきます。
まとめ
自動車のガラスに貼る吸盤を剝がれにくくする方法をご紹介しました。
参考になれば嬉しいです。では!
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