先日の配信で ファイアーエムブレム 万紫千紅 の新情報が一気に増えましたね。そこで気になるのが、「風花雪月をまだやっていないけれど、今から触る価値はあるのか」という点ではないでしょうか。
複数の感想やレビューを見直してあらためて感じたのは、ファイアーエムブレム 風花雪月 が今でもかなり強い作品だということです。間違いなくFEそのもの と評される一方で、教師としての醍醐味 や 圧倒的なボリューム、キャラゲーにSRPGがくっついた作品 といった表現も出てきました。単なる過去作というより、いまなお「印象に残る一本」として語られているゲームです。
結論から言うと、万紫千紅 が気になっているなら、風花雪月 を先に遊んでおく価値はかなり高いと思います。もちろん新作から入っても遊べるようには作られているはずですが、紋章、武器、伝承、歴史、地名、勢力の価値観といった部分は、知っているかどうかで楽しみ方が変わりそうだからです。
風花雪月を今から遊ぶ意味
今回いちばん大きいのは、万紫千紅 が 風花雪月 と世界観や歴史、伝承のレベルでつながる可能性が高そうだということです。時代関係まで今の時点で断定はできませんが、少なくとも風花雪月で語られていた歴史や人物像、紋章や遺産に関する背景知識が、新作側でより重要になる可能性は十分あります。
たとえば、
- あのキャラクターが使っていた紋章や専用武器の由来
- 風花雪月で歴史として語られていた出来事の実際の姿
- フォドラの内外の価値観や勢力の対立が生まれる前提
といった要素です。
こうした部分は、新作側でも必要な説明は入るはずです。ただ、風花雪月を遊んでいると「これってあの話につながるのでは」「この名前、あそこで聞いたやつだ」という反応ができるはずで、その差はかなり大きいと思います。
風花雪月のいい点
まず強く挙げたいのは、物語とキャラクターの魅力です。
- 支援会話や拠点会話の量が多く、キャラクター同士の関係性がかなり丁寧に描かれる
- 陣営ごとの価値観や正義がぶつかり合い、単純な善悪では割り切れない
- 学園生活から戦争へ移っていく流れにより、キャラクターへの感情移入が強くなる
このあたりは、エンゲージ よりも 風花雪月 のほうが上だと感じる人が多いだろうと思います。戦闘の気持ちよさやテンポでは エンゲージ に強みがありますが、人物同士のドラマや、ルートごとに見え方が変わる物語の厚みは、風花雪月ならではです。
もう1つの良さは、通常難易度ならとっつきやすいことです。
- 細かい仕組みを最初から完璧に理解していなくても進めやすい
- 育成の自由度が高く、「この子をこう育てたい」がそのまま遊びの楽しさになる
- 難しすぎて詰まるより、物語と育成に入り込みやすい作りになっている
このため、ファイアーエムブレムは気になるけれど難しそう と思っている人にも入りやすい一本です。
気になる点もある
一方で、風花雪月には気になる点もあります。
- 全ルートを追うには周回が必要で、特に前半の共通パートは人によってかなり重く感じる
- 散策や会話イベントの量が多く、後半になるとテンポの遅さが気になる
- 紋章、戦技、計略、兵種育成など独自要素が多く、最初は少し分かりづらい
- 純粋な高難易度SRPGとしての歯ごたえを期待すると、方向性の違いを感じることがある
ただ、このあたりは悲観しすぎなくていいとも思います。実際、エンゲージ ではテンポや遊びやすさの面で改善を感じる部分がありましたし、万紫千紅 でもさらに整理されることは十分期待できます。だからこそ、今のうちに風花雪月に触れておくことは、新作で背景知識を楽しみながら、改善されたシステムを味わう準備にもなりそうです。
今からでも風花雪月はおすすめ
もし 万紫千紅 が気になっているのに、風花雪月 は未プレイのままだったら、今からでも十分おすすめできます。
理由は、単に「前作だから」ではありません。風花雪月はそれ自体がしっかり面白く、いま遊んでも物語とキャラクターに引き込まれる作品だからです。そのうえで、新作に共通しそうな紋章、武器、伝承、歴史への理解が深まるなら、予習としての価値もかなり高いはずです。
今夜の配信で 万紫千紅 の情報が増えたあと、風花雪月を遊んでいた人ほど反応できる場面はきっと増えるはずです。新作が気になっているなら、いま風花雪月を始めるのはかなり良いタイミングだと思います。

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