LINEヤフーのプライバシーポリシーに同意しないとどうなる？

最近、スマートフォンのLINEアプリにプライバシーポリシーへの同意を求めるメッセージが表示されたというのが話題になっています。
よくわからずに同意を保留にしている方もいるのではないでしょうか。
2023年10月1日にLINEとヤフーが統合してLINEヤフー株式会社になり、それに伴うものだと言われていますが、一体何なのでしょうか？
同意しないとどうなる？LINEが使えなくなる？？
この記事では、同意したかどうかの確認方法や、そもそもプライバシーポリシーが何なのかを解説します。

同意したかどうかの確認方法

1. LINEのアプリを起動してホーム画面を開き、右上の歯車マークをタップして設定画面を開きます。
   ※アカウントセンターでアカウント連携の状態を確認できますと表示されている場合があります。
2. 設定画面のaccount centerを開きます。
   これが表示されていない場合はLINEアプリをアップデートしてください。
3. 次の画面の状態で同意済みかどうかを確認できます。

同意した後に内容を確認するには

プライバシーポリシーの内容はLINEの設定画面の下のほう、またはLINEのWebページで確認することができます。

なんで同意しないといけないの？

LINEはメッセージのやり取りだけでなく、LINEマンガやLINE MUSIC、LINE証券など、幅広いサービスを提供しており、LINEのアプリはその中心に位置づけられています。
このようなサービスを提供する際、様々な場面で個人情報やアプリの使用履歴に関する情報を取り扱う必要があります。

これらのプライバシー情報を適切に保護するためには、さまざまな国の法的要件に準拠した個人情報保護の措置が必要で、これらの措置についての詳細がプライバシーポリシーに記載されています。
プライバシーポリシーは、プライバシーに関する情報を利用者に提供すると同時に、そこで示されるプライバシー情報の扱い方に利用者自身が同意するかどうかを自由に選択できます。

また、同意画面には “この内容は2023年10月31日まで同意を保留することができますが、2023年11月1日以降は順次統合後のLINEヤフープライバシーポリシーへの同意が必要となります” とあります。
11月1日以降は同意が必要ということですが、すぐに同意しなくてもLINEを使い続けることはできるそうです。ただし、それ以降は同意を促すメッセージが定期的に表示されるか、同意しない状態ではゆくゆくはLINEが使えなくなる可能性があります。

プライバシーポリシーの内容に関しては利用者自身で判断することですので、内容が良いか悪いかはここでは触れません。

今更騒ぐような大きな変更はないと考えていますので、私は同意しました。
このタイミングでこのような表示が出たのは、1.会社名が変わった、2.ヤフーとの連携が動き出すの2つの理由があると考えられます。
プライバシーポリシーは大事なものなので、利用者の同意のうえでサービスを継続することが企業にとっては大切なんですね。

最後に

プライバシーポリシーを読むと広告というキーワードがよく出てきます。
LINEの決算資料などをよく見ると、売上収益の大部分が広告なんです。

無料のアプリやサービスは広告で成り立っています。
広告主がLINEにお金を払って、LINEのアプリに広告を表示させているということです。
LINEは利用者情報をもとに、若者のLINEには若者向けの広告を、男性には男性向けの広告、女性には女性向けの広告、学生には… おじさんには… と、細かいプロファイリングをもとに効果的な広告を表示させることができます。

まあそういうことです。