ECOVACS DEEPBOT Y1 掃除機の動く方向が部屋に対して斜め向きになる問題を解決

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ECOVACSのロボット掃除機 DEEPBOT Y1を購入しました。

高度なマッピング機能・充電ステーションには大容量のダストパック付き・水ぶきモップ対応、さらに非常にコストパフォーマンスが良い、素晴らしいロボット掃除機です。しかしこのロボット掃除機の挙動で1つ気に入らない点がありました。

このロボット掃除機は部屋の形を認識して効率よく動いてくれます。まずは部屋の外周をなぞります。

部屋の外周をなぞるイメージ

外周を掃除し終えると次は部屋の内側塗りつぶすように動きます。理想としては部屋の内側を壁の向きに合わせて往復して動いて欲しいのですが、壁の向きに沿わず部屋を斜めに塗りつぶすように動いてしまいました。

部屋の内側を部屋の床板の向きに合わせて動くイメージ(理想)
部屋の内側を斜めに往復するイメージ(効率悪い)

アプリ上で確認できる掃除履歴の様子はこうでした。

リビングの掃除が斜め向きです。短距離での往復を繰り返すことになり、効率が悪そうです。また、アプリの地図表示が斜め向きで、部屋の輪郭がギザギザなのも気になります。

ということで今回は、部屋を斜め向きに掃除してしまうアプリ上のマップ表示が斜め向きになるといったことを解決する方法を紹介します。

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斜め向きに掃除してしまう原因

先ほどの画像のように部屋を斜め向きに掃除してしまうと、短い距離での往復が増え掃除が長時間かかってしまいます。余計な時間がかかってしまい、バッテリー消費が増えるだけでなく消耗品の寿命を短くする可能性もあります。

この斜め向きの動きは、実はマップ表示の水平方向に動いています。

スマホアプリ上のマップを見ると、ロボット掃除機が通った跡は画像の水平方向に描かれています。このようにロボット掃除機が部屋の外周を掃除した後に動く方向は、マップ表示の方向で決まるようです。

というわけでマップを回転させれば斜め走行をやめさせることができるのですが、残念ながらこのマップを回転させる操作はアプリ上には見当たりませんでした。

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マップを正しい向きで作成する

どうやらこのマップの向きは、マップ作成時のステーションの設置位置で決まるようです。

先ほどのこちらの場合、ステーションの背面メタルラック(棚)に当たるような置き方をしていました。そしてステーションの置き方を部屋の壁に当たるように置いて再度マッピングを試したところ、このようになりました。

Before
After

向きが変わった!
そして掃除を実行したところ、部屋の壁の方向に沿った動きをしてくれるようになりました。

実はステーションの設置位置は ”ドッキングステーションは平らな地面のに立てかけて設置” と取扱説明書に書かれていました。メタルラックの前に置いてはいけなかったようです。

そして上記の画像の通り、ギザギザだった部屋の輪郭が直線的になりました。部屋1仕事部屋部屋4リビングです。同じ部屋なのに再マッピングしたほうが部屋の形が綺麗です。部屋の形が正しく認識され、ロボット掃除機がより効率よく動けるようになりました。

通常、部屋の方は四角形です。1つの壁を背にしたとき、その壁から見て残りの壁は平行か垂直かのどちらかです。また他の部屋や廊下も平行か垂直な壁で構成されます。ステーションを置く壁は全ての基準になります。この基準となる壁は、適当な棚の前などではなく、ちゃんと壁である必要があるようです。「向きが合っていれば棚の前でもいい」というわけではないようです。

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まとめ

ECOVACS DEEPBOT Y1が部屋を斜め向きに掃除してしまうアプリ上のマップ表示が斜め向きになるという問題は、壁以外の物の前に充電ステーションを置いたことが原因で、充電ステーションを部屋の壁に寄りかかるように置いて再マッピングをすることで解決しました。アプリ上の設定では解決できません。再マッピングが必要でした。

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